- 安定した光源(Class AAA)
- ドロッパー電源による4象限動作と電圧/電流同時測定を可能にする特別設計のI-V計測機能
- 長寿命パルスランプ(100万ショット以上)
- シンプルな構成 (光学系部品とシャッターが不要)
- 側面のドアからランプ交換が容易に可能、調整作業も不要
- 高性能ソーラシミュレータの採用により高スループットと高I-Vデータ相関性を実現
- I-Vテスターと測定ソフトウェアを変更するだけで、KSX-1000システムからのアップグレードが可能
KSX-3000H 太陽電池検査システムは、KSX-1000と光源は共通ですが、I-Vシステムとソフトウェアが改善されています。更に、KSX-1000の主な特長である高測定精度、低保守コスト、高スループットを全て引き継いでいます。
通常、HIT®やその他の高効率のセルの測定には300 ms程度以上の長いパルスが必要と考えられていました。共進電機は日本の産業を支える日本最大の公的研究機関である産業技術総合研究所(AIST)と共同で新しい測定方式を開発しました。共同開発の成果であるKOPEL Methodと呼ばれるこの革新的技術は、暗状態、光照射下のI-Vデータを使用してHIT®セルを正確に測定することを可能にしました。50 msの単一パルスを使用するI-Vデータが定常光下で1000 msと十分長い時間で測定したI-Vデータと非常に良く一致しており、違いは僅かに0.2-0.3%です。
KSX-3000Hは、既に発売を開始しています。当面、HIT®の測定機能が不要なユーザーの皆様は、先ず廉価なKSX-1000をご購入頂き、後日I-Vテスターとソフトウェアを変更するだけでKSX-3000Hにアップグレード可能です。